万里の長城(慕田峪長城)に行くのです。 [中国~お出かけ]

夜行列車に乗って北京に来ました...

DSC_0707.jpg

今回の主目的は「 あくまで 」夜行列車に乗ること。 しかし午前7時に北京南駅に到着して帰りの列車の出発時刻は午後9時過ぎなので14時間の待ち時間があります。

折角北京に来たから観光でもしますか、と万里の長城に向かいます。 有名なのは北京市街から近い八達嶺長城ですが、平日でも「 長城ではなく人を見に来た 」と言われるほど混むそうです。 しかも今日は祝日ですので大混雑は必至です。 バスに乗るのに1時間、ロープウェイで更に1時間も待つ(推測)のならチョッと遠くて行きにくいと噂される慕田峪長城でもいいんじゃない?と地下鉄を乗り継いで東直門駅へ...
   
IMG_8620.jpg
最初に乗ったバスの車内

バスターミナルに行くとちょうどバスが発車するところでしたので慌てて乗り込みましたが、

         あれ、運賃はどのタイミングで払うんだ?

乗客の大半はICカードを持って清算しているようです。 降りる時にチョッと怖そうな男性乗務員( ( 運転手ではないです )に「 切符の買い方が分からないんで、どうしたらいいのか? 」と尋ねたら今回は見逃すから降りろと言われました。 ちなみにICカードを持っていない人は料金を料金箱に入れるのですが誰も入れないから分かりませんでした。 帰りは12元を料金箱に入れました...

バスは自動車専用道を走るのですが渋滞のため結構時間が掛かり7時50分にバスに乗って乗換え地点のバス停には10時ちょうどに着きました。 バスを降りた瞬間に7人ほどの男性に囲まれます。

「 にーちゃん、ドコに行くんや? 万里の長城だったら乗せてやるぜい!!(意訳) 」

あれ、何で旅行者ということが分かったんだろう? とりあえず「 バスに乗るから大丈夫 」と言って断りますが、簡単には諦めずまとわりついてきます。 いくら掛かるのか聞いてみると「 200元(3,200円) 」とのたまいます。

             白タクぼったくりすぎー!! 

「 高い高い、またね 」、と追い払いますがまだしつこく付きまとい、何人かは乗換えのバス停まで付いてきました。 日本なら「 しつこいと警察を呼びますよ 」と言えますがココは中国なので言えないのが辛いところ。 そのうち一人がバスの掲示板を指差して、「 このバス停から目的地まではH23のバスは数多く停車する。 H24のバスは速いが一日二本しか走っていない。 うちの車に乗りな 」と言ってきますが、中国語が分からない外国人にも同じような説明をするのでしょうか? 色々まくし立てて不安になる心理を狙っているかも知れません。 

しかしコチラは事前調査+中国語を準備済み、「 ココからアソコまで十数キロなのに200元は高い、高すぎる!」と言いましたが更に喰らいついてきます。 ハエみたいにうっとおしいなあと思いながら、「 あんた達は南京や武漢のタクシーよりも割高だ!! 」、などとやりあっていて、「にーちゃん、バスなんていつ来るか分からんぜ?」と言われた瞬間に本命のH23バスがご到着 [黒ハート]

  你看,公共汽车来了。 再见!( 見て、バスが来た。ばいばいきーん! )

Honeyview_IMG_8623.jpg

H23バスはぎゅうぎゅう詰め。 北京の郊外を走るバスには車掌さんが搭乗して切符を販売しています。( 最初に乗ったバスの男性乗務員も切符を販売していると思いきや単なる乗客整理員でした ) 車内の人をかき分けて女性の車掌さんから乗車券を買うと料金は3元(50円)でした。 ほんと白タクぼったくりすぎー...

北京の正規のタクシーも短距離で200元と言ってきました。ホント頭がおかしい連中ばかり
https://kyoumozangyo.blog.so-net.ne.jp/2019-08-18

DSC_0509.jpg

やっとの事で慕田峪長城の入口に到着しました。 時間を確認すると10時半でした。 と、遠い。 八達嶺長城の方が良かったかな...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。