西安城壁をキコキコと自転車で走るのです。 [中国~お出かけ]

西安駅を出るとすぐ目の前に高い城壁がそびえ立っています・・・

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前回のように列車が大幅に遅延することもありえたので今回はどこから回るのか決めていませんでした。 天気が良いので城壁を探索しよう!!、と思ったのですが城壁の入口は駅から遠く入口までの行くのが大変です。 西安駅から一番近い北の安远门までの距離は1.5キロ。南の永宁门は地下鉄の駅から近いのですが、西安駅から地下鉄の五路口駅まで1キロ近く歩かなくてはいけないのと更に地下鉄を乗り換える必要があります。 ちなみに地下鉄4号線は西安駅の真下を走っているのに、なぜか地下鉄駅が無いのが不思議すぎ・・・

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少し考えて時間のロスが一番少ないと思われる安远门へ向かいました。 城壁は1370年ころに造られ、高さは12メートルだそうです・・・

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25分歩いてやっと入口に到着しました・・・

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チケットを購入し、西に向かって反時計回りに歩きます。 門の近くに売店がありましたが、コンビニで3元で買える缶コーラー(それでもスーパより高い!!)が8元で売られていました。 途中退場は出来ないので飲食物は事前に用意しておいた方が良いです・・・

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売店の隣にレンタサイクルがありました。 一人乗りの自転車の料金は3時間で54元、他に保証金100元が必要です・・・

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ズボンの裾が汚れないようマジックテープのバンドで縛りイザ乗車。 久々に乗るマウンテンバイクはロードやクロスに比べてペダルが重く感じるのはメンテ不足のせいなのか? 次回は愛用のチェーンオイル持参で臨むぞ、と思いながらキコキコと油キレのような音を響かせながら自転車を漕ぎます。 乗ってみてすぐにフロントのディスクブレーキは不要と感じました。 普段は前ブレーキを無意識に強く掛けているせいなのか何回もロックして後輪が跳ね上がります。(汗)

西安城壁は一周14キロあり、「自宅からDD51を撮る白鳥信号所までの往復の距離だから楽勝!!」と思っていましたが路面は凹凸があって走りにくいしペダルは重いやらで早くも暗雲が漂い始めます・・・

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自転車は城壁の中央を走るよう指示がされていますが、このような光景は端を歩かないと見つけれませんネ・・・

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北西の角の手前で金ぴかの广仁寺がありました。 付近で下を覗き込んでいる人の群れがあります。 何だろう?と一緒になって覗き込むと・・・

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こんな写真を撮っていました・・・

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ココでは使うことを想定していなかったSIGMA 70-200でパチリ。 このサイズでは分かりませんが上からのアングルは谷間もくっきり写ってしまい、ある意味際どいです。 距離があるからこんな写真を撮られているとは気付かれないと思いますが日本なら警察沙汰になっても不思議ではありません・・・

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西の安定門に到着しました。 ここはシルクロードのスタート地点です。 行商人がキャラバンを組んで遥か彼方のヨーロッパを目指すために安定門をくぐったと考えると少々感動します・・・

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その近くに物騒なモノが展示されていました。 コレは城壁を登ってくる敵に目掛けて落とす丸太です。 登っている最中にこんなモノを落とされたら普通死にますよ・・・

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第三コーナを回ると向かい風がきつくなっていたことに気付きます。 必死になって重いペダルを漕いで風格のある西安駅前を通過します。 次の場所に行くことを考えてスタート地点の安远门ではなく更に1/4周を回り安定門で自転車を返却しました。 写真を撮りながら乗っていたので制限時間がギリギリになってしまい、足と体力をかなり消費しました。 あとD7500のバッテリーも早々に心細くなりました・・・
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