中国高速鉄道CRH1型电力动车组です。 [中国~鉄道]

CRH1と言われても分からない方が多いと思われます・・・

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左がCRH1B、右がCRH5です

『 追突事故を起こした後に証拠隠滅のため地中に埋められた形式 』と言えばピンとくるかもしれません。 広州に行くと頻繁に見る車両ですが私の住んでいる地域では滅多に見ることが無いレア形式で写真も撮ったコトがありません。 

使用車両が分かるスマホのアプリがあるそうです。 それがあれば列車の選択や撮影に使えそうなのですが残念ながら入手できていません。 逆に「 今日はどんな車両かな? 」と考える乗車前のワクワク感が無くなるから一長一短かもしれません。 

さて先日、武漢(うーはん)に出張した帰りに念願が叶ってCRH1に乗ることが出来ました。 ホームを歩いていて興奮のあまり中国人の同伴者に「コレすごい!! 地元では滅多に見られない!! 」と熱く語ったら冷ややかな目で見られました。 中国では鉄道を趣味にする人は皆無或いは異端人扱いをされるでしょうか? 大都市の大きな書店では車や軍事、キレイなお姉さんが表紙の雑誌は普通に見るのですが、鉄道関係の書籍は時刻表を含めて見たことがありません。 ちなみに時刻表は上海駅の売店でも見ていません・・・
(追記2019.6:次々と新規路線が開通し改訂が追いつかなくなったので中国では発行していないそうです)

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話が脱線しましたがCRH1はJR九州の783系のように乗降扉が車両の中間にあるのが特徴で、扉はプラグドア(開閉時に一旦外側に飛び出して左右にスライドします)です。 構造が複雑だけど段差が少ないプラグドアの採用は空力を考慮しているのかなあ・・・

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窓枠からは空気が出るのでしょうか? 凝った乗降扉や窓枠とは逆にシートは肘掛も無ければリクライニングもしない簡素なシートです。 客室の端のシートはボックス席(回転しない向かい合わせ席)になっていました・・・

最近製造されたCRH1Eのシートもリクライニングをしません。
https://kyoumozangyo.blog.so-net.ne.jp/2018-01-13-3

でもシート形状は中国高速鉄道の中でも最良かも!?、と思うくらい体にフィットして3時間以上乗車をしていましたが全然疲れずリクライニングの必要性は無いと感じました。 日本の新幹線でリクライニングを巡って時折騒動が起きますが思い切ってリクライニングを廃止して200円くらい安く乗車できる車両を実験的に導入しても良いのでは?と思いますネ・・・

無錫モータショー2018です。 [中国~本日のイベント]

会場に向かうバスに乗っていてトラブルが発生しましたが無事に到着しました・・・

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なぜココにいる? 

モーターショーは堂々と女の子を撮れる希少なイベントです。 午後1時前にイソイソと会場に入りましたがコンパニオンさんは休憩しているのかドコにもいませんでした。 「まさか今年から全面禁止になったのか?」 チョッと嫌な予感がしましたが・・・

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午後1時30分くらいからポツポツと姿を見るようになり一安心・・・

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2つの建物で展示が行われています。 しかも建物は2階建てで計4フロアで開催されています。 うち1フロアは純粋な自動車販売のフロアなので、実際にウロウロすることになるのは3フロア。 沢山写真を撮れて良さそうに思えますがコンパニオンさんは出たり入ったりを繰り返します。 感覚的に2割の時間は外に出て8割は休憩しているのは日本のモーターショーと同じなのかな? 行った事がないので分かりませんが・・・

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ですので1箇所に留まらずに、テキパキと動かないと撮り損なう可能性があります・・・

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滞在時間は3時間ほどでしたがソコソコ撮ることが出来ました。 この手のイベントでいつも思うのですが背景の処理に困ります。 中国語で「もう少し右に」とか言えたらいいのになあ・・・


さてチョッと本業の方で問題が表面化しつつありまして、

昨年までは毎年11・12月は車がグイーンと売れて稼ぎ時だったのですが米国資本と中国地場メーカを中心に今年は伸びがいまいちで、多くのメーカが前年割れになったと公表しています。 自動車業界に関わる身としては売れてくれないとボーナスが出せなくて困りますが、新規で車が売れると排気ガスや渋滞の問題が更に増加します。 一番イイのは既存車を新型車に買い替えて頂く代替更新が売上も増え環境にも優しい(はず)のですが上手くいきませんネ・・・

バスに乗ったら強制下車をさせられたのです。 [中国~お出かけ]

一体何が起きたのか全く分からない事態に遭遇しました・・・

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新型『皇冠(クラウン)』 買ってね♡

今年も無錫市で開催されたモーターショーを見に行きました。 昨年は南京市のモーターショーにも行ったのですが、今年は運悪く日本に帰国している間に開催されてしまいました。 P&IShanghai(上海写真ショー)も今年から平日のみの開催となってしまい、土曜日も殆ど仕事をしている状況で休みが取得しにくい身としては厳しい日程です。 有給所得率を上げる? 一体どこの国の話ですか???

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中国国産車の歴史を振り返るコーナー

というわけで高速鉄道で無錫駅まで行き、更に地下鉄を乗り継いでバス停に辿り着いたトコまでは問題は無かったのですが、「なかなかバスが来ないなあー」と30分近く待ち続けました。 どうやらバスの本数が少ない遠回りの路線を選択してしまったようです。(昨年は同じ地下鉄駅から徒歩で会場まで行きました。) 正午過ぎにやって来たバスに乗り込みホッと一息。

さて問題はこれから、途中のバス停に停車して運転手が何かアナウンスをした途端、乗客が一斉に騒ぎ出しました・・・

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海外部品ばかりだ、凄いだろ!! ←暗に中国部品は使い物にならないと言ってません?

運転手と乗客が口論している会話の中に時折「ちぃーふぁん」という言葉が聞こえます、

   まさか「吃饭?」運転手は食事に行くからココで降りろって言っているの!?   

早くしないと食堂が閉まったり、280円の特売弁当が無くなってしまうのでしょうか? 

      俺はご飯が食べたいんだ!! とっとと降りろ!!(推測) 

半ギレになった運転手にバスから強制的に降ろされました。 ( ゚д゚)ポカーン   

何を言っているのか わからねーと思うが、俺も 何をされたのか わからなかった
                     by ジャン=ピエール・ポルナレフ


まっすぐ進めば目的地の無錫太湖国際博覧中心でしたが、バスは信号で右折して見えなくなってしまいました。 本当に運転手がご飯を食べたくて乗客を降ろしたのなら淡路島で発生したバス運転拒否事件に匹敵する出来事なのですが、中国語が分からないので真実は分からないですネ ← 散々煽ってこれか!!、と怒られそう。 初稿はもっと過激な内容でしたが不確かな情報を書きなぐってもなあ、と思いトーンを下げました・・・

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水平対向エンジンか、すごいアルな? ←元BG4乗りとして良いイメージはないなあ。

次のバスが来るまでに2~30分は待たされるでしょう。 バスに乗っていた8人程度の乗客は全員目的地が一緒だったようで仲良くポクポクと3キロほどの道のりを歩く羽目になり、結局地下鉄の駅から徒歩で会場まで行くより時間が掛かる結果となりました。 まあ強烈な悪天候の日やスマホが圏外になる荒原に放り出されたワケではないのでまだ良かった方ですが、

     ちっくしょー バス代2元(35円)返せーw ヽ(`Д´)ノ 

PS
帰りはちゃんとバスに乗って帰れました、と思いきや降りるバス停を間違えて思いっきり遠くまで運ばれて泣きながら戻りました。 あれ、去年も同じコトをやったような気が。 無錫のバスは鬼門だ・・・

中国のHXD1D型电力机车です。 [中国~鉄道]

太原行きの夜行列車が入線してきました。 堂々の18両編成です・・・

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列車の先頭に立つのはHXD1D型电力机车(でぃえんりーじぃーちゃー)、日本のEF55やEF58のようなスピード感がある流線形状をしています。 ちなみに百度百科によると2012年から運用を開始してから現時点(2018年)までに680両以上が製造されており、最高出力はEF200の6000Kwを上回る7200Kw。 動輪は6軸ですが台車は日本では珍しいCo-Co(一つの台車に3軸の車輪を持つ3軸台車 日本ではEF62が採用)です。 中国の和諧シリーズのHXD3Dや国産技術で開発されたSS9などの機関車ではCo-Coは一般的なようです。 なおHXD1Dの車重は126トンと見かけによらずオデブちゃんで軸重(車軸1本に掛かる重量)は21トンもあります!! 重いと言われた碓氷峠用のEF63でも軸重は16トンですのでHXDを日本の線路で走らせると(走れないけど)間違いなく線路は悲鳴をあげますネ。 

驚いたのは微波炉(電子レンジ)、冷藏箱(冷蔵庫)、热水壶(電気ポット)、卫生间(トイレ)が装備されているようです。 これに大型トラックに装備されている簡易ベッドとシャワーを追加すると、

           走る独身寮になりますネwww 

あれもこれもと積み込んで車重が重くなるのも納得できます。 公にはなっていませんがUSB端子も絶対装備されているはずです。 設計者は楽しかっただろうな・・・

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自分の知る限りでは高速鉄道も含めて中国の列車には1~2両ごとに乗務員が乗っており、客車列車の乗務員は手動扉の開閉や乗車時の切符のチェックを行います。 この写真を撮って列車に乗り込もうとしたら乗務員に何か文句と言われました。 おそらく写真なんか撮らずにとっとと乗れと言われたと思います。 出発まで時間があるのに・・・

列車はススッと衝撃もなく発車します。 機関車がハイパワーなので電車的な加速をするかと思われますが日本の客車列車のようにゆっくりと加速します。 巡行中は時折走行中にズシンとくる前後動の衝撃はまだしも、人民の会話やスマホのスピーカから流される音声、車内販売が頻繁に行きかう騒々しい車内と空調の弱さにチョッと耐えないといけません。 しかし客車が走行時に発する「ドウンドウン」という独特のこもったような走行音や車内放送で流れるBGMに合わせて隣に座っているお姉さんが気持ち良さそうに鼻声を歌ったりと、外国の列車ですが客車列車というのはロマンを感じます・・・

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画像を見ていてJR西日本の681/683系に似ていることに気付きました・・・

水鏡の町、世界遺産宏村です。 [中国~お出かけ]

世界遺産の宏村(こうそん)に行きました・・・

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青い空と(比較的)キレイな水、中国にもこんな場所が残っているんだとチョッと感激しました・・・

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中国人が大好きな石橋を渡って村内に向かいます。 話が脱線しますが中国人は穴を掘って地下街や駐車場などを作るのも好きですね、土地が一杯あるのに不思議です・・・

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村内はこのような細い道が毛細血管のように張り巡らされています。 時折電動バイクが警笛を鳴らしながら走っていくのを見ると風情が失せますが、住民側としては突如世界遺産に指定された途端大勢の観光客が朝から晩まで訪れるようになりたまったものではないですネ・・・

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住宅の中も見学することが出来ます。 屋根が開いているのは雨水を床に設置した水槽に貯めて有効利用するためです・・・

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水が不足気味なの?と思われてしまいますが水路はあちらこちらにあります。 きれいな水で野菜を洗っているところを申し訳ないなと思いながらパチリ・・・

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村の中心部です・・・

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美術学校の生徒でしょうか、あちらこちらで絵を描く光景が見られましたが、

 スマホで撮った画像を見てキャンバスに書くのは???だと思いますw 

宏村阿菊実景演出です。 [中国~お出かけ]

黄山登山を終えて麓のホテルにチェックインをしました・・・

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店は狭いのにお酒の陳列棚が広いです。

食事を終えた後、おやつを買いに看板を頼りに超市(スーパー)に行きましたがスーパーではなく田舎にある無人販売所レベル(店員はいましたが)でした。 でも都市部のコンビニでも置いてないことがある冷えたビールが売っていたので驚きました。 ブランドとか気にしないで迷わず購入します。 商品の点数は少ないのですが埃を被っていることが無かったので結構回転率が高いようです。 都市部なら別の店に行くのですが、ココは田舎なので他に選択肢が無く「 仕方がないな 」と半分諦めて買っていくのでしょうネ・・・

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ビールを呑みながら文庫本を読んでいたところ、午後8時前にショーがあると連絡が入りバスに乗り込み出かけました。 午後9時の最終公演でしたが広い会場にも関わらず人がビッチリ入っています・・・

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このステージの演出は外国人が手掛けたそうです・・・

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肝心のショーの内容は一人の女性が困難を乗り越えて大実業家になっていく話だそうです・・・

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天井クレーンに吊り下げられた玉に女性が乗っていました。 この記事を書くためにWebを検索していましたが良く画像を目にしたので有名な場面なのでしょうネ・・・

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話の内容は分かりませんでしたが結構写真が撮れました。 ステージの右側に座った方が良さそうでしたので撮影場所を変えてリベンジしたいのですが難しいかな・・・

これぞ中国のホテルです。 [中国~お出かけ]

これまで中国の都市部のホテルしか泊まったことがありません・・・

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上のホテルは一泊朝食付きで410元(約6,500円)。 上海は別格ですが広州や成都といった都市では一般的なレベルです。 注意すべきはカミソリが置いていないホテルが多いコト。 四つ星のホテルでも置いていないところがあり、打ち合わせの前に前泊したホテルでカミソリが無くて慌てた時がありました・・・

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こちらは黄山旅行で使用したホテルです・・・

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照明が外れそうになっています。 もちろん点灯しません。 また扉に鍵を掛けることが出来ませんでしたw くどいですが当ブログは注記が無い限り全て実話です・・・

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アニメティも衝撃的、袋に入った貴賓客用ソープとシャンプーです。 右端にあるのはトイレットペーパ代わりの長い紙をロール状に巻いた代物。 節約のためなのか前の客の使い古しがご丁寧に残してありました。

他にも備え付けのタオルが臭くて使い物にならなかったりと色々衝撃的でした。 しかし一番衝撃的なのは、

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      上述のホテルを上回る一泊480元という価格設定!!  

中国に来て2年半、これまで見てきた光景は自分がイメージしてきたモノとは違っており何となくコレジャナイ感がありましたが、自分が探していた光景に出会えた気がしましたw

ヤマノススメ in China【二合目はまさかの黄山】 [中国~お出かけ]

一合目は地元の低山→https://kyoumozangyo.blog.so-net.ne.jp/2017-04-02

「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と言われる名山に登りました・・・

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杖は1本3元(50円)、迷うことなく2本購入します。

中国に赴任した時から機会があったら行きたいなと思っていた名山中の名山と言われる世界遺産の黄山(ふぁんしゃん)に登る機会に恵まれました。 ガイドから必ず購入したほうがイイと言われて杖とカッパを購入します・・・

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いざロープウェイに乗って出発、と思いきやゴンドラは2台しか無くて乗車するまでに1時間程度待たされました・・・

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西谷大峡谷駅(たぶん)に到着。 駅舎を出たところ雨がポツポツと降ってきました。 早速ゴミ袋のようなカッパを羽織ります・・・

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「雨が降っても適度にガスがかかるといいナ」と思いながら歩きます。 ロープウェイ駅から歩いて20分くらいでこのような光景を目にしました・・・

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「 おらおらーっ、道を開けろ!! 」と叫びながら物資を運ぶ人に出会います・・・

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「 おらおらーっ、姫のお通りだ!! 」、こんなのもありました・・・

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歩き始めてから1時間くらいは中国的な景色が見られましたが徐々にガスが濃くなり、雨も降ってきました。 カッパを持ってきていないと思われるびしょ濡れの人もチラホラ見られます。 体力が消耗するだろうな・・・

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画像右上に高さ12メートル、重量600トンの飛来石が写っています。 傾いているのはSIGMA17-70(レンズ)の広角側の湾曲のせいではなく、本当に傾いた状態で突き刺さっています・・・

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岩が何個も挟まっています。 たまたま下を通ったら岩が崩れ「 邦人黄山で落石で死亡 」とニュースになったらイヤだなw

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これは何かの罰ゲームでしょうか? 遠くの景色が見えない状態でひたすら歩きます。 案内してくれたガイド(繁盛期は週に5回入山するとか)に聞いてみると今の時期は気象条件が良くなく7割は天気が悪いとか・・・

       そんな情報どこにも無いって!!  

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カメのような石。 登山道は人でギュウギュウになりながらも動いているので立ち止まって場所を確認することが不可能な状態です・・・

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入山券にも印刷されている「迎客松」、あたかも人を歓迎しているように見えるのが名前の由来だとか。 探索はココで終了となり不完全燃焼の状態で下山します。。

杖を二本使った効果があったのか翌日に筋肉痛に悩まされるコトはありませんでした。

       「 杖の効果はスゴイなぁ 」   ← 井口裕香さんの声でw

次はソロでリベンジしよ・・・

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