三岐貨物日和のはずだったのですが。 [鉄道]

夕焼けをバックに上海浦東空港を離陸する航空機・・・

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10月の国慶節休暇後に中国に戻り、次は年末まで戻らない予定でしたがワケあってミッション途中の11月に帰国をしました・・・

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いい天気だぁ 

土曜日の朝、自宅から西の方角を見ると藤原岳がキレイに見えました。 幸いにして今日の予定は特に無かったので丹生川のお立ち台に出かけます。 暑くもなく寒くもない撮影日和だけあって同業者の方は5・6人ほどみえました・・・

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到着早々に運良く西武鉄道の『赤電色』に塗り替えられた801系が通過していきました・・・

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しかし天気が良かったのはココまで。 空を見上げると厚い雲が次々と西から押し寄せてきて、501列車が通過する時は編成に陽が当たりませんでした。 本命の3714列車もご覧の通りで思わずため息が漏れました。 でも藤原岳が見えないよりはマシだと無理やり自分をなだめます・・・ 

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このままではダメだなと思い、丹生川駅方向に移動して3713列車を待ちます。 暫くして踏切の警報機が鳴り響きました。 空車とはいえ列車の速度は結構早く、初めて見たときは驚いた頃が懐かしい・・・

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ED50の車齢は私とほぼ同じです。 改元を2回も経験したデッキ付きの茶色の機関車が現役であることに驚きを感じます・・・

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いい天気だぁ

色々ゴタゴタがあり中国に戻る日が1週間延びてしまいました。 帰国前日に天気が良いのを確認して三岐貨物のリベンジに行きました。 が、

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いつの間にか員弁バイパスが開通し、構図に制約が掛かりました。

「あれれ、午後2時を過ぎたのに3716列車が来ない。 同業者もいないしおかしいな?」 後で調べて分かったのですが3716列車の時刻が変わっていました。 おかしいのは私でした。 というわけで場所を大安に変えて3715列車をシュート・・・

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再びお立ち台に戻り、再度3716列車を待ちますが定時刻になっても一向に現れません。 同業者は一人抜け、また一人抜けて最終的に日没時間切れとなりゲームオーバーとなりました。 結局収穫は3715列車1本だけ、こんなことなら愛知機関区に行ってEF64-77にお別れを言ってこれば良かった・・・
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大唐不夜城歩行街に行ってピンチに陥るのです。 [中国~お出かけ]

西安の唐楽宮で大唐女皇の舞台を見終わったのが午後8時半・・・

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前回日中に撮影した写真です。

帰りのT114列車の出発時間は午後11時45分ですのでまだ時間が残っています。 どうせ今回も列車は遅れているでしょうし、というわけで地下鉄に乗って大雁塔駅に行きました。 目的は午後10時から始まる大雁塔駅前の噴水ショーのライトアップですが、

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          工事してやっていない・・・ 

日頃の行いが悪く天罰が下ったようです。 でも周囲を見渡すと大勢の人が大雁塔の方向へ向かっていますので一緒に歩いてみます・・・

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人が多いから大丈夫だけど夜の大雁塔はチョッと不気味です。 噴水ショーが無いにも関わらず大勢の人が向かった先は、

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大唐不夜城歩行街でした。 思わず「コレがあったか」とつぶやきます・・・

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西安のおすすめ観光地に取り上げられることもないので存在をすっかり忘れていましたが、棒テーマパークも真っ青になるくらい(とは言え道路一条だけのようですが)の大勢の人が集まっています・・・

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いろいろな出し物がありましたが、この操り人形みたいな二人を撮影していたところでD7500のバッテリーが「ノルマの900枚を撃ったよ、またねー」と息絶えますw

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こんなこともあろうかと思い今回はCASIOのEXLIM EX-Z2300を持ってきました。 実戦投入は4年振りでしょうか・・・

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シャッターのレスポンスに難がありますが、現場の雰囲気の記録を残すだけなら問題はありません・・・

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と思っていたらお姉さんが球体の上に乗りユラユラ揺れている光景を発見しました。 本人は涼しい顔をしていますが、見ているコチラが酔いそうです。 コンデジではうまく撮れないと分かっているのに長居をしてしまいます・・・

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さて問題はこれから。 玉乗りは午後10時20分に終了(EXIFを後で見て知りました)しましたが、お姉さんはファンサービスに努めています。 中国の色々な場所の窓口の女性もこれくらい愛想がいいと良いのに、と思いながらスマホを取り出して時刻を確認すると、

            うげっ、午後10時半!! マジ!? 

大唐不夜城歩行街の最深部から大雁塔駅まで約2キロ、そこから地下鉄に乗って五路口駅まで何分だったっけ? 時間が遅いから頻繁には走っていないだろうし、五路口から西安駅までも離れていたよな。 いや考えるよりまず急げ!!、と慌ててきた道を戻ります。 戻っている途中に大雁塔駅に行くより大唐芙蓉园駅の方が近いと判断し、列車発車の25分前(「地球の歩き方では1時間前に駅に着くことを推奨しています」)に西安駅の待合室に滑り込みました。 列車は定時で運行されており「どうせ遅延しているだろう」とのんびり戻っていたら最悪駅前広場で野宿をするところでした・・・
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西安の唐楽宮で大唐女皇を観劇するのです。 [中国~お出かけ]

18時20分に钟楼の撮影を終えました・・・

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ロビーに奏者がいました。 19時前に1回だけ音楽を奏でました。

いつもなら日没とともに撤収のパターンですが、2.5キロ南にある唐楽宮に向かいます。 ここでは大唐女皇と呼ばれる唐歌舞ショーが行われています。 自力で窓口で切符を購入しても良かったのですが、当日に窓口を訪れて売切という事態を避けるため今回は複数の旅行会社に見積を行いました。

ちなみに某会社の掲示価格は日本語ガイド代:300元、専用車による送迎代:300元、チケット代:300元、手数料:110元、合計1,010元でしたが依頼をしていないガイド代や送迎代を乗せてきたところでNGです。 大体において地下鉄の運賃が初乗り2元スタートなのに送迎代300元はないわー

などと思い出しながら慌てて钟楼駅から地下鉄に乗りましたが、会場には18時45分に到着してしまい慌てて钟楼を撤収して損した気分です。

ロビーで旅行者の人と合流し、中国語で挨拶を交わし唐楽宮のスタッフに席を案内してもらいます。 当初は後方の席だと思いきや案内された席は、

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赤丸で囲ったテーブルです。

       最前列センター Σ(゚Д゚)スゲェ!! 

連絡を受けた金額よりもはるかに高い食事つきプラン580元(8,700円)の席です。 「しまった、手配を間違えたか? あれ、こんな時はどうやって言えばよかったっけ!? 我钱没有か?」 突発的な事が発生してパニックになると中国語が出てきません。 毎度のことですが先生に知れたら怒られそうです。

とりあえず席はここで良い、お金の件も問題ないと言われ一安心。 払った金額を考えると最後部の席でも文句は言えません、しかも日本人なのにこの待遇です。 旅行会社の人にお礼を言って握手をして別れます。 サービスでもらった冷たいビールを飲みながら感謝の気持ちで一杯になりました・・・

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7時半の開演時間になりました。 どうやら席だけではなくテーブル一卓丸々貸切のようでますます申し訳ない気持ちになっていたところ観客席後方からスポットライトを浴びた武則天のご一行がゆっくりと歩いてきました。 露出を切り詰めて渋い絵にします。 この時はまだカメラをいじくる余裕がありました・・・

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ステージに上がりこちらを向きましたがD7500に付けていたシグマ17-70ではワイド側に引いても垂れ下がった裾が収まりません。 咄嗟にカメラを傾けてシュート・・・

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この大唐女皇のショーは14歳で入内した武則天が皇帝に気に入られてからトップに立つまでの生涯を表現しています・・・

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当初は後方の席だと想定し、70-200を付けっぱなしにしてレンズ交換無しで撮影をするつもりでしたが、想定外のステージ最前列であったので撮影がしにくかったです。 とりあえずレンズの付け外しを行い対応します。 色気で悩殺するシーンか何かでしょうか? なんだかんだ言って最前列は人の頭やスマホを掲げた手が入り込まないのが嬉しいです・・・

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唐の時代のショーでは長い布を振り回すシーンは外せれません・・・

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連射で撮影をしたかったのですが、これまでの撮影でバッテリーの残量が心細くなっています。 丁寧に動きが停まる前を見計らい撮影しますが、ISO2200・解放絞りF2.8・マイナス補正で撮影してもシャッター速度が1/60程度にしかならないシーンもあり、腕がブレている写真が多くなるのは仕方が無いと諦めます・・・

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途中でカメラのオートフォーカスが動かなくなるトラブルに見舞われました。 状況からみて電子接点の汚れだと判断し、ステージを横目で見ながらハンカチで接点を磨きます。 暗くて光量が足りず撮影してもブレブレになることが確実なシーンだったので助かりました。

ハーレムのシーンは衣装も踊りも可愛くて最高でした。 ここでカメラのAFがトラブっていたら泣いていました・・・

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撮影に慣れてきたころには舞台は終盤です・・・ 

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国家の頂点に到達しようとするシーンです。 長い裾が印象的です・・・

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ステージが変形しフィナーレを迎えます。 出演者は沢山いたはずですが舞台が狭くなった影響なのか少なめだったのが残念です。

とにかくあっという間の90分でした。 惜しいのは最高の座席を用意して頂いたのに良い写真が撮れなかったという事、練習・準備不足を猛烈に後悔しました。 Wさんは再度申し込んだら同じ席を準備してくれるかなあ・・・
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西安の鼓楼と鐘楼です。 [中国~お出かけ]

西安城壁の安定门から東に向かって2キロほど歩きます・・・

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午前中はペダルが重いマウンテンバイクに乗り城壁を1周して、体力をかなり消費しました。 元気な時の2キロと疲れた時の2キロは別物です。 鼓楼まではすごい長い道のりに思えました。 無人入場券売り場でスマホを使って鼓楼と鐘楼の共通入場券(バラで買うよりお得)を購入します。 隣でゴニョゴニョやっていた女の子の二人組が何か話しかけてきましたがごめんなさい、何を言っているのかわかりません・・・

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鼓楼では演奏の実演があります。 5分程度と短いです・・・

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演奏を聴いたあと上の階に行きます。 見事な天井の装飾にため息が出ます・・・

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鼓楼から次に行く予定の鐘楼を見ます。 直線距離で300メートル程度ですが、鐘楼はロータリーの中心にあり、一旦地下に潜らないと行けません。 予習をしていないとウロウロする羽目になります・・・

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南の永宁门方向を眺めるとバスがカオスな渋滞になっていました。 これは安易に乗ったら悲惨なことになりそうです。 市内の移動には面倒でも地下鉄を優先的に使った方が良さそうです・・・

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こんなところで小便をさせるのか・・・

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大きな太鼓です。 屋外にあるのに保存状況は良いです。 夜間や悪天候時はカバーをかけるのでしょうか?

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この後に鐘楼も回り、午後4時過ぎに鐘楼を退出しました。 钟鼓楼広場と呼ばれる大きな広場があり疲れていたので階段に座ってチョッと昼寝をして体力の回復を図ります。 午後5時40分に何やらダンスパフォーマンスが始まりました。 体力が少し戻ったので鐘楼をバックにパチリ・・・

ダンスは10分ほどで終了しました。 周囲は随分暗くなり、午後6時にライトアップがされました。 思わず「おおっ!!」と言ってしまいます・・・

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お月様がイイ場所に位置していたのでパチリ。 トワイライトブルーが素晴らしいです。 今回は天気には恵まれました・・・

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多くの人民と一緒に鐘楼もパチリ。 旅行前に三脚を持ってこようと考えていましたが荷物が多くなるので断念しましたが持ってこなくて正解でした。 人が多くて三脚を広げれる状態ではありません。 いつもならこれで終了ですが、今回の復路の列車の出発時刻は23:47発です。 まだまだ撮影旅行は続きます・・・
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西安城壁をキコキコと自転車で走るのです。 [中国~お出かけ]

西安駅を出るとすぐ目の前に高い城壁がそびえ立っています・・・

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前回のように列車が大幅に遅延することもありえたので今回はどこから回るのか決めていませんでした。 天気が良いので城壁を探索しよう!!、と思ったのですが城壁の入口は駅から遠く入口までの行くのが大変です。 西安駅から一番近い北の安远门までの距離は1.5キロ。南の永宁门は地下鉄の駅から近いのですが、西安駅から地下鉄の五路口駅まで1キロ近く歩かなくてはいけないのと更に地下鉄を乗り換える必要があります。 ちなみに地下鉄4号線は西安駅の真下を走っているのに、なぜか地下鉄駅が無いのが不思議すぎ・・・

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少し考えて時間のロスが一番少ないと思われる安远门へ向かいました。 城壁は1370年ころに造られ、高さは12メートルだそうです・・・

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25分歩いてやっと入口に到着しました・・・

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チケットを購入し、西に向かって反時計回りに歩きます。 門の近くに売店がありましたが、コンビニで3元で買える缶コーラー(それでもスーパより高い!!)が8元で売られていました。 途中退場は出来ないので飲食物は事前に用意しておいた方が良いです・・・

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売店の隣にレンタサイクルがありました。 一人乗りの自転車の料金は3時間で54元、他に保証金100元が必要です・・・

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ズボンの裾が汚れないようマジックテープのバンドで縛りイザ乗車。 久々に乗るマウンテンバイクはロードやクロスに比べてペダルが重く感じるのはメンテ不足のせいなのか? 次回は愛用のチェーンオイル持参で臨むぞ、と思いながらキコキコと油キレのような音を響かせながら自転車を漕ぎます。 乗ってみてすぐにフロントのディスクブレーキは不要と感じました。 普段は前ブレーキを無意識に強く掛けているせいなのか何回もロックして後輪が跳ね上がります。(汗)

西安城壁は一周14キロあり、「自宅からDD51を撮る白鳥信号所までの往復の距離だから楽勝!!」と思っていましたが路面は凹凸があって走りにくいしペダルは重いやらで早くも暗雲が漂い始めます・・・

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自転車は城壁の中央を走るよう指示がされていますが、このような光景は端を歩かないと見つけれませんネ・・・

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北西の角の手前で金ぴかの广仁寺がありました。 付近で下を覗き込んでいる人の群れがあります。 何だろう?と一緒になって覗き込むと・・・

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こんな写真を撮っていました・・・

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ココでは使うことを想定していなかったSIGMA 70-200でパチリ。 このサイズでは分かりませんが上からのアングルは谷間もくっきり写ってしまい、ある意味際どいです。 距離があるからこんな写真を撮られているとは気付かれないと思いますが日本なら警察沙汰になっても不思議ではありません・・・

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西の安定門に到着しました。 ここはシルクロードのスタート地点です。 行商人がキャラバンを組んで遥か彼方のヨーロッパを目指すために安定門をくぐったと考えると少々感動します・・・

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その近くに物騒なモノが展示されていました。 コレは城壁を登ってくる敵に目掛けて落とす丸太です。 登っている最中にこんなモノを落とされたら普通死にますよ・・・

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第三コーナを回ると向かい風がきつくなっていたことに気付きます。 必死になって重いペダルを漕いで風格のある西安駅前を通過します。 次の場所に行くことを考えてスタート地点の安远门ではなく更に1/4周を回り安定門で自転車を返却しました。 写真を撮りながら乗っていたので制限時間がギリギリになってしまい、足と体力をかなり消費しました。 あとD7500のバッテリーも早々に心細くなりました・・・
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中国の寝台列車に乗ってフラフラするのです。 [中国~鉄道]

今回は上海発兰州行きのZ216列車に乗車します・・・

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この時間帯は夜行列車だらけです。 新幹線開業前の上野駅のようです。

今回乗るZ216は通過駅が多いZ列車です。 私が住んでいる田舎町には停まりませんので南京駅に移動して乗車しないといけません。 仕事を終えてホテルに戻りシャワーを浴びた後に、急いで高速鉄道に乗って南京駅に着いたところ若干の遅れが発生しているようです。 遅れは常態化しており、ゆっくり出てこれば良かったと少し後悔します。 待合室にはスマホの電池や立席乗車用の折りたたみイス、ヘッドフォンなどを販売している人がウロウロしていました・・・

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今回往路で乗車した車両は最高速度160km対応の比較的新しい25T型です。 しかし緑色のCR200J寝台電車が雨後のタケノコのように次々と生産されているので中国でも客車列車の先行きは怪しいかも知れません。 改札が開いてホームに降りて女性乗務員に「急いで!!」と言われたので牽引機の確認も行わず慌てて乗車をしましたが一向に動き出しません。 結局21:21出発のところ20分遅れで出発しました・・・

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全寝台に読書灯が付いていますが、カーテンが無いと迷惑がかかりそう。

前回と同様に午後十時に消灯しました。 通路の非常灯だけが点いている暗闇の中で「食べ物飲み物いかがっスかあ!!」とワゴンを押して巡回する車内販売の姿がシュールです・・・

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車掌区毎(たぶん)に異なる卧铺证を写真に撮ってコンプリートする猛者はいるのでしょうか?  前回使用したコイルバネ車両で編成されたK列車は加減速時に大きな前後の衝撃が起こりましたが、今回の25Tはそのようなことはありません。 しかし曲線を通過する時に「ゴゴゴッ」と.ねじれたような音がするのと下段の人民のいびきが気になり熟睡は出来ませんでした・・・

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一夜明け通路に設置された収納式椅子(日本のブルトレでもおなじみのモノ)に腰掛けながらボーっと景色を眺めます。 JR貨物のEH200のような連接仕様のHXD2(出力9,600Kw)を発見します。 離れた土地に来ると地元では見られない車両が見れるのがイイですネ・・・

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地元を走る貨物列車には単機で充当されるHXD3(出力7,200kw)も起伏が多いこの地域を走る貨物列車には重連で運用されるのがデフォの模様です・・・

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古臭いデザインのSS7Eを見つけました。 非インバータ機SS7Eの試作機が製造されたのは2001年なのですがJR貨物では既にVVVF第二世代(でいいのかな?)のEF210-100がブイブイ走り回っている年代です。 (ちなみに上述のHXD2の量産が始まったのが2007年) 当時の中国の車両技術はかなり遅れていたのが分かります。 ちなみに中国の鉄オタは当機を「 美女 」と呼ぶらしいです。 デザイン的に美女と呼ぶのは無理があるのですが、百度百科によるとキレイな赤色をしていたから鉄オタが美女と呼ぶようになったらしいです・・・

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電光掲示板は「楽しい旅を!」と表示しています。

普段見ることのない車両を色々見て列車を降ります。 これだけでも十分楽しかったです・・・

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前回の写真を流用しています。

   で、降りた駅は西安!? どれだけ西安が好きなんだ、この男は!! 


西安観光を終えて25K型のT114次で帰ります。 乗車して指定された寝台に着いた途端に目の前に座っていた人民に話しかけられました。 ウンウン分かる分かる、寝台を変わってくれと言っていますが前回のトラブルがあったので「外国人だけど」と言って中国語がわからないふりをします。 最高速度140kmの25Kの乗り心地は滑るように走るJR東海の313系には少し劣りますが(25Tもカーブを通過する時の異音が無ければ快適です!!)前後の衝撃が時々来る以外は上々で、翌日の午前8時すぎまで眠れました。 とは言っても自転車に乗ったり歩き回って疲れたうえに乗車したのが午前零時前だから眠れて当然ですか・・・ 

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車内販売で売られる朝ご飯は美味しくなさそうなのでパスして前日の午前零時前に西安駅構内で購入した菓子パンをかじり我慢をします。 しかし昼ごはんは30元(500円)払って購入しました。 もう少しご飯が多いと嬉しいです・・・

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日本国内を旅行した時の旅のお供は500mlの缶ビールでしたが、中国で車内に持ち込むのは1.5Lのミネラルウォーターです。 これは水分補給だけではなく歯磨きにも使います。 中国人は夜行列車で歯を磨きませんが水がキレイではないので避けているのでしょうネ。(CR200Jに乗って北京に行った時は気付かなくて蛇口から出る水で歯を磨いてしまいました!!) 私はシャワーは無くても平気ですが歯は磨かないと気が済まない性格です。 なんだかんだ言って中国の夜行列車の旅にもずいぶん慣れてきました・・・
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中国でレンズの購入を検討するのです。 [中国~日常生活]

中国では11月11日は独身の日と言われています。 今年も盛り上がりました・・・

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左:キヤノンマウント 右:ニコンマウント 

彼らの行動を見ると『貯蓄』という概念が無いような気がします。 特に女の子を持つ家庭は将来のお金の心配をする必要が無い(リアル中国結婚事情参照)ので特に顕著な気がします。

さて本題、望遠レンズの購入を検討していた時に中国で購入したら割安なのかどうか気になったので、シグマ 70-200mm F2.8 DG OS HSMの価格を通販サイトで調べてみるとニコンマウントの最安値は8,288元だったのですが、

              キヤノンより400元高い・・・ 

ニコンマウントはキヤノンマウントより高くなっているのが多いです。 ちなみにタムロンは中国の工場で生産しているのにも関わらず中国の価格は全然安くないです。

円換算にしていくらで買えるの?と聞かれると回答に悩みます。 空港で円を元に両替した場合のレートは11月24日は【1元:17.17円】でしたので換算すると142,300円、某価格com.の最安値より1万円以上高いです。 わざわざ両替して買いに行くほどでもありませんネ。 しかし私の場合は給与の一部を元でもらっており、私が使っている金融機関の元→円のレート【1元:15円】を適用すると124,300円となり某com.最安値よりも安い(当時)価格でした。 しかし最終的にはビックカメラで更に高い価格で購入しました。 海外居住者の特典でもある免税を駆使しても割高になる実店舗での購入に踏み切ったのはやはり信頼です。 中国でポチッとして、

型落ちのAPO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMが送られクレームをつけると「これがソレあるよ」と言われて発狂する姿がどうしても思い浮かんでしまうのでしたw 

良心的な店は返品保証があるので、違った製品が送られたり気に入らなかったりすると返品をすることができますが配達員が段ボールをポンポン投げ捨てる光景を日常的に見ていると中国で精密機器を購入する気にはならないのです。 ちなみにこの記事を書いているLenovoのノートPC E580は現地の通販で買ったことは内緒ですがw
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旗揚!けものみち in China [中国~お出かけ]

シグマ 70-200mm F2.8 DG OS HSM を持出して遠方に出掛けてみます・・・

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お値段は40元(600円)

レンズだけで2キロ近くある機材を持ち歩くと、体力がどれだけ消耗するのか南京紅山森林動物園に出掛けて確認します。 有人の窓口は混んでいたので自動券売機で入場券を入手します。 自動券売機はスマホ決済専用ですが、最近ではケンタッキーの注文なども店内にあるQRコードを読み取ってスマホで注文したりしてこの手の操作にもずいぶん慣れてきました。 モバイル通信料の無料分がガツンと減るのが悩みのタネです・・・

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パンダ舎内はいつ行っても混雑しています。

上海虹橋動物園のパンダ舎は入口から離れた奥にありましたが、南京は入口に近いところにあります・・・

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死んでいるのではw

あちらこちらで「熊猫睡觉!(パンダ寝ている)」と不満の声が上がっていました。 3頭が外で展示されていましたが3頭すべてが寝ているとガッカリしますネ・・・


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「エサやるな」という文字が読めない人民があちらこちらにいます。

猿山の周囲には水が貼られた堀があり、イカダに飛び乗ってエサをせがむサルがいます。 落水する個体もチラホラ・・・

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ヒット率は50%といったところでした。これは良いのか悪いのか?

小さな遊園地がありました。 意外なところで70-200のAF性能が確認できました・・・

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撮影していてピントが若干後ピンのような気がしました。 購入してからUSBドックでアレコレしているのですがモヤモヤは解消されず、ボディ内ピン位置調整を使い応急処置をします・・・

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まず給餌台に乗ってもらうのが大変です。

少し改善したような気がします。 ココは人懐こいインコにエサやるコーナーです。 別途で10元の料金が掛かりますが一緒に写真を撮ろうと考える人で大盛況です・・・

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食事をしたらすぐに寝てしまいました。

3時間半くらい探索した後に再度パンダ舎に行き食事中の個体をパチリ。 竹を食いちぎる音が響きます。 パンダってひょっとして獰猛なのですか? 

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最後は出入口近くの沼にいるペリカンを撮影し、午後3時に動物園を後にします。 南京駅の待合室のベンチに腰掛けて時間を確認して、

        スマホが手から落ちる音で目が覚めました!! 

たった5時間近く撮影していただけですが疲れて寝落ちしてしまい、危うく列車に乗り損なうところでした。 シグマ 70-200mm は能力は凄まじいが、使用する者の体力を消耗する「うしおととら」に出てくる獣の槍のよう、ってそっちのケモノか!? 失礼しました・・・
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シグマ 70-200mm F2.8 DG OS HSM です。 [雑談]

写真も撮れるダンベルを半分勢いで買ってしまいました・・・

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右上の円内はシグマ70-200の等倍、右下はニコンDX55-300です。
いずれも200ミリ・ISO3200の手持ちです。

肌身離さず持ち歩いているパスポートケースを撮って解像度の比較をします。 表面に白い色が縫い込まれていますが、更にその中に黒い点があります。 実物でも目を凝らさないと分かりませんが70-200は解放F値で撮影してもあっさりと解像しました。今まで最小画像サイズの「S」で撮ることが多いので特に不都合は感じなかったのですが、70-200はオーバースペックというか「豚に真珠」かもしれない(汗) でももう少しカリカリに解像すると思ったのですが・・・

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気を取り直して購入してから中国に戻るまでの日数が全然無いので近場でテストを行います。 分かってはいたけどボケも大きくて、ふんわりと柔らかいです・・・

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AFの追従性は問題ありません・・・

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中国に戻りUSBドッグでAFとOS(手振れ補正)を調整します。 ファンクションボタンに2種類の調整内容を設定できるのがイイですね。(デフォルトを含めると3種類) 片方はOSがバッチリ利き、AFは早いが精度はチョッと劣る某機風の味付けにします。 これだと構図を決めにくいので、もう一方はレリーズの瞬間だけOSが働き、AF速度はマイルド(それでも速い!!)だけど精度優先の正反対の設定にして、夜の街に繰り出してコソコソと撮影します・・・

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チョッと使ってみての印象は「柔らかいものでも堅いものでも速いものでも何でも来い」「コントラストはチョッと高め」なレンズです。 ニコン純正の性能は更に高いと思いますが、私みたいなニコンAF-S DX 55-300をずっと使っていたような素人はこれでも十分すぎると思いました。 

大きくて重いのが悩みどころというのは前回述べましたが、他の問題として「70-200がかっこよすぎてシグマ17-70をD7500に装着するとみすぼらしく感じる」という何とも困った問題が浮上しましたw さてどうしますか・・・
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ダンベル何キロ持てる? in China [中国~日常生活]

ここ最近、望遠レンズでの撮影時に物足りなさを感じるようになりました・・・

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JR名古屋駅です。

ウデが無いのを機材に責任転嫁をしていると言われそうですが、主にポートレート撮影の強化をしたいと思いJR名古屋駅西のビックカメラに行きました。 ちなみに更新しようとしているD5100のキットレンズだったAF-S DX NIKKOR 55-300mm は遠景の描写はダメダメですが、55~100ミリに設定してポートレートくらいの距離で撮影するとイイ絵を出してくれます。

色々と考えている時が一番楽しいですネ。最初に購入を考えていたのが下記の2本です。 

その1:タムロン 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD

 ズームレンジはまさにドンピシャ。 でも調べていくと普通のズームレンズを
 ポートレートの撮影に適したレンジにしただけで、画質も極めて良いわけでは
 なさそうです。 あとレンズの駆動方式が非超音波モータ、って何ソレ?
 ステージを歩いているモデルにAFが追従することができるのか不明です。 

その2:シグマ 50-100mm F1.8 DC HSM

 画質を極めるならコレでしょ、AFも早そうだし。 でもズームレンジが狭いのが
 悩みます。 一番の問題は画質を最優先にして設計した結果、手振れ補正の搭載が
 見送られたという事。 重い機材を持つと腕が震えるのでチョッと困ります。
 レンズを複数の世代に渡って長期間使う貧乏性の自分としては、D7500の次の
 機種もAPS-Cに限定されてしまうのも考えてしまいます。

で次に考えたのが、

その3:ニコン AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
 将来フルサイズに移管しても使えるし、AFも早い、財布にも優しい。 でも画質の
 伸びしろは知れているみたいだし、兵馬傭で感じた暗所撮影の辛さも改善されません。
 そもそもポートレート強化の投資目的に合っているのかな?
  
その4:タムロン 70-210mm F/4 Di VC USD など

 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRも考えましたが、タムロンは品質が不安定、
 ニコンの70-200 f/4の価格は買えないこともないけどチョッと高いです。
 画質と信頼性を考えると最も間違いがないのはAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL
 なのでしょうが財布が追い付きませんw

やっぱりコレしかないのかな、と消去法で残ったレンズを試させてもらいます。 AFはカカッと合うし手振れ補正もバシッと止まる。 暗所の撮影にも強くなるし、将来フルサイズに移行しても問題無い。 多分上記のレンズよりコストパフォーマンスが優れていると思われる、

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中国では大きなレンズはハッタリがききます!!

 シグマ 70-200mm F2.8 DG OS HSM イヤッッホォォォオオォオウ!

免税+ビックカメラの7%引きクーポンを使ってお安く購入しました・・・

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写真左の円形のボタン(3カ所あります)にはAFスタート機能を設定しました。

同じ価格帯にタムロンのG2がありますが、決め手になったのは半つや消しボディのカッコよさ。 特にスイッチ部のデザインに惚れましたが、パチンパチンと適度なクリックがあり不用意に切り替わったりすることは無さそうです。 また所有済みののSIGMA17-70とズーム方向が統一されるのと、USBドックでイジれるのも〇です。 サードパーティ製は下取り価格が厳しいと言われますが気にしません。 (新品価格差が10万円あったら下取り価格も10万あるのが普通でしょ。 動作保証金と考えるコトも出来ますが。)

問題なのはこの大きさと重さ。 1,805gというのはかつてDD51を追っかけていたのと何かの縁(1805というのはDD51のラストナンバー)があるのかと思ってしまいます。 購入する前までは「何とかなるかな?」と思っていましたが、いざ実物を目の前にすると街中でウロウロしていると日本でも間違いなく警戒され、中国ならスパイ容疑で連行されても文句が言えないほど目立ちそうです。 また使える場所が限定される上、カメラとレンズで2.4キロもある重量を一日中振り回す体力があるのか不安にもなります。 で、購入後は休みの日に公園や観光地でコソコソと実写テストを行い、 

 夜はカメラ片手にベットの上でトレーニングを行うようになりましたw 

ダンベルカール!ハンマーカール!、筋肉にお願いだぁ~♬
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