シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMです。 [雑談]

久しぶりにお買い物・・・

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いつも年末には自分自身にプレゼントをしていたのですが昨年は中国赴任のドタバタが収束せず、買い物をする余裕が全くありませんでした。中国生活も1年経って余裕が出てきて7年ぶりに撮影機材に投資をする気持ちになりました。まずは標準ズームから更新します。今使用しているキットレンズのNikkor18-55は画質は特に問題が無いのですがテレ端がF5.6と少々暗く、中国では屋内撮影の機会も多いのでチョッと不満を感じていました・・・
      
購入前の候補に挙がったのは以下の3点です・・・

候補1:シグマ 17-50
以前日本で試写したところ解放での描写はパットせず、絞り込むと著しく画質が改善することが判明しました。これではF2.8通しの意味が無いと感じました。価格を考えると仕方ないかも知れませんがズームレンジもNikkor 18-55と殆ど同じだし、というコトでNG。価格com.内の人たちはやたらにシャープだと叫んでいましたが実のところどうなんでしょう・・・

候補2:シグマ 17-70
簡易マクロとテレ側がチョッと伸びている点に魅かれました。巷で囁かれているピン位置のズレが心配ですが、別売りのUSBDOCKで調整できるのも〇。結果としてUSBドックも購入することになり抱き合わせ販売に乗っかってしまったようで腑に落ちないケド・・・

候補3:ついでにキャノンマウントへの変更
EOS80Dか安くなったEOS7D markⅡを購入しようか真剣に悩みましたが、結局踏ん切りがつきませんでした。24メガの高解像度や10コマ/秒の高速連射を必要としているのかと聞かれれば『NO』なのですが・・・

さて現物を手にしますと、レンズ本体のマット仕上げの質感もイイのですが一緒に購入した1,000円の格安フィルターの側面に彫られている0.2ミリほどの控えめな細い金リングがチョッと素敵。Nikkor18-55と比べフィルターサイズが52ミリから72ミリと大きくなり花形フードが取り付けられるようになって、パッと見の見栄えは少し良くなりました。レンズの重量がNikkor18-55の倍以上になったので、これまでのようにヒョイと気軽に持つことが出来なくなり、メイン電源を入れる前に体のスイッチも入れる必要がありますw

よく言われている『シグマのズームの回転方向はニコンとは逆』の件ですがシグマとオリンパスとは同じ方向でした。しかし日本で併用していた頃はズームをグリグリ回すスタイルで撮影していなかったコトもあり問題にはならなかったのですが、中国では撮影時に頻繁に回すコトが多くて「アレ、逆だった!!」と一瞬慌てるコトが多数あります・・・

ワイド端の湾曲は大きいです。(Nikkor18-55でも発生していたかも知れませんがカメラ内補正で気付かなかった可能性アリ) 純正レンズではないので手動で歪を修正する事になります。被写体を選ぶ焦点域です・・・

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ワイド側の湾曲は厳しい

使用頻度が高い中間~テレ側は特に問題はありません。Nikkor18-55より良い解像度が確保されています・・・

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テレ端解放絞り

OS(手振れ補正)についてはNikkorの場合は起動時に『コトリ』と音がしてファインダー像も安定して目で見て効果がわかりましたが、本レンズを使いだした当初はOSの起動音が聞こえず、ファインダを覗いても効いているかどうか疑わしかったのですが、某イベントにてうっかりOSを切ったまま撮影をしてしまってブレ写真を量産してしまい、きちんと作動していることを認識しました。でも効果は弱めといった印象です・・・

色調は良く分かりませんが、D5100の黄色傾向を抑えるほどクールではないのは事実です・・・

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シャープな解像はむしろ堅いモノ向きですネ。以上柔らかいものを中心に1,500枚程度撮影した段階での感想です。確かにNikkor18-55より使いやすいレンズですが劇的に良くなったのかと聞かれると回答に困ります。価格が価格ですし・・・

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