中国で結婚するには聘礼(彩礼)が必要なのです。 ~中国の結婚式~ [中国~リアル結婚事情]

あらかじめお断りなのですが、このネタは調べていてあまり触れてはいけない話のように感じました。 真実が分からないので記事が書きにくいのですが日本でも度々話題になるので外すわけにはいかないのでとりあえず記してみました・・・

DSC_0389.jpg
カップル成立はしましたが。

基本的に中国の男女の出会いは前述の釣書や知り合いからの紹介が多いです。 

【初デートまでの流れ】

  ①女性(またはその家族)にイイ男性がいるよとの紹介
  ②男性のスペックの確認
  ③WeChat等を使い顔写真の交換
  ④OKなら初デート

順調に交際を重ねていき結婚してもイイかな、と思ったところで次のイベントが発生します。 その名は、

  『 聘礼(ぴいんりぃ) 』 日本の結納金みたいなものです・・・ 

最近になって聘礼の金額が高騰して女性側からの高額な聘礼金の要求に困った男性側の両親が自殺を図るという騒動もありました。 一体どれほどの金額なのか中国各地の聘礼情報を掲載している某サイトを見つけて集計したのがこちら、

聘礼(ぴいんりぃ)平均は約250万円.jpg

日本の結納金は地域差がありますが平均90-100万円であることを考えると中国の平均250万円は高いなあと感じましたが冷静になって考えると上記のサイトの金額は自己申告のようです。 このサイトによると地域によっては更に新車やアクセサリーなどを贈ると記されていますが、車の購入希望者のうち実際に入手できるのは10分の1しかない上海はどうなるのでしょうか? 車が買えないから破談、ってコトは無いと思いますが? また北京の2017年の聘礼は340万円だったのが2018年に510万円になるというのは、

         どう考えても盛り過ぎ!? 

と推察されます。 まあ上記サイトは本記事作成時点でアクセス数が5800件しかないので信憑性は全く無いに等しいと思いますが・・・

彩礼地图1.jpg
この地域差は何でしょうか?

周辺で聞いたところ実際の聘礼金額は低い金額のようです。 この差はおそらく欲に言う『 最初の一声 』やマンションの売り買いとは違い当事者しか金額が分からないのをイイことに金額の水増しをしたり、ごく一部の上級階級の事例を地域平均のように大げさに取り上げていると推察されます。 中国のネット上では『彩礼地图』や『聘礼地图』というモノが広まっています。 中国でこれから結婚しようとする人にはかなり深刻な話ですが田舎町でも30~50万円程度は払っているようです・・・

聘礼の高騰は結果として自分や子供達の首を絞めているだけのような気がします。 そういえば自分は妻にいくら払ったんだろう? 


【ここまでの必要額:2,265万円】 
  マンション代 : 1,815万円
  内装工事・家具: 400万円
   (うち寝具代:  27万円)
  聘礼(結納金):  50万円

(続きます)
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