上海を脱出するのです。 [中国~ふらっと上海]

2月5日に上海にやってきました・・・

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中部空港から中国に飛ぶ便のうち半分以上は欠航となっており航空券の変更には難儀しました。 1月2日も同じ便に乗ったのですが前回はA320だったのに対し今回は客席数が多いA321であったり、これまで中部空港で見たことがないB787を見たり、各社機材を大型化して対応している気がします。 

さて問題はこれから、

全員の着席が完了していよいよタキシングが始まるというタイミングで、目的地の田舎町が『新型コロナウィルスの感染防止のため地元出身者でなければ高速鉄道の下車はさせない、また高速道路で来ても料金所を通過させない!!」という暴挙に出たとの情報が入りました・・・

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       もう今更どうにもならんて・・・ 

こんな状況下で中国に入国するバカな外国人はいないとあって入国審査エリアはガラガラでした。 防護服を着用している空港職員が多いのも地味に怖いです。 審査官に「 田舎町は封鎖されてるよ 」と言われるかと思いきやあっさりと通過。 もう出たとこ勝負です・・・

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田舎町には行けないのでとりあえず上海に投宿して待機します。 普段は人でごった返している南京路歩行街も人がまばらな状態で、場所によっては一般人より警備員と清掃員の方が多いほどです。 「近くに外滩があるけどカメラも無いし、こんな状況だから外出は控えよう」と考えながら秘書に宿泊予約をしてもらった宿に行ってみたところ、

        なんと閉店で扉が閉まっています!! 

呼び鈴を押しても何の反応もありません。 どうやら自動対応システムか何かで予約を受け付けてしまった模様です。 印鑑が押された予約表あったので信用していました!!

        上海斯维登精品公寓、許さん!!  


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あまりにもガラガラなのをいいことにスケボーで走りまくる頭がおかしな連中がいました。 スマホで写真を撮り歩きながら次に照会してもらったホテルを目指します。 とりあえず無事にチェックインをしましたが、逐次連絡を受けていた本社の連中が「野宿じゃないのか」、と残念がっていました・・・

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気のせいか空気がキレイです。

せっかくの上海滞在なのに2泊の間で外出したのは食料を調達した1回のみ。 ほとんど部屋で会社の体制を立て直すための調査や収益の試算に没頭していましたが、きっと本社の人間は遊んでいると思っていることでしょうw

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「就業許可証などがあれば田舎町に入れるかも? ただし確率は99%、残り1%は担当者の気分次第だよw」との情報を耳にしたので2月7日に上海駅に向かいます。 いつもは火車(緑色の在来線列車)の切符を買おうとする民度の低い乗客が次々に列に割り込むので良い印象が全くない上海駅の切符売り場はガランとしていました。 上海から南京に行く列車は軒並み運休です。 日本のJRに置き換えると東京と大阪を結ぶ新幹線は運休で、岡山・広島・博多行きが辛うじて走っていると言えば分かりやすいでしょうか・・・

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普段は座る場所を探すのに難儀する待合室もご覧の通りガラガラです。 信じてもらえないかも知れませんが私が乗ったG7282列車の15号車は丸々貸切で、滅多にない体験をしました・・・
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