涙なしでは語れない接親です。【中編】~中国の結婚式~ [中国~リアル結婚事情]
中国で結婚式当日に新婦を実家から連れ出す接亲(接親)と呼ばれる行事の続きです・・・
六台の婚车を引き連れて秘書娘ちゃんを迎えに来た新郎君ですが、彼の行く手を大きな壁が遮ります。 なんと秘書娘ちゃんの親戚や友人が邪魔をして家の中に入れてもらえません。 みんな秘書娘ちゃんに幸せになってもらいたい気持ちが全く無いのでしょうか? ちなみに現在の時間は朝6時をチョッと回った頃、しかも休日です。日本だと非常識と言われて当然の時間帯なのですが・・・
いいぞ、もっとやれーっ!! (≧∇≦) /
でもホテルの近くで早朝から花火を鳴らすのは止めてほしいw
新郎君 「 仕方ない、文春砲じゃなかった紅包をぶち込んで突破しよう!! 」
従弟君 「 おりゃーっ、みんな大好き紅包だーっ!! 受け取れーっ!! 」
【 紅包の使い方(応用編)】
2.新婦宅に押し入る時に弾幕として使うw
早急に突破しないと騒ぎを聞きつけた近隣住民が「 俺にも紅包をくれ!! 」と殺到するため戦況は更に悪化することがあるそうです。 以前は新郎が到着すると花火を鳴らしたそうですが同様の理由でやらなくなり、新郎新婦が立ち去ってから花火を鳴らすそうです・・・
さて、何とか突破して秘書娘ちゃんの部屋の前に到達したのですが扉が開かないのがお約束。 扉の下から紅包を連続して投入していると、
スルスルっと何やら紙が出てきました。 どうやら秘書娘ちゃんの部屋に入るには『新郎通関カード』に書かれた指令をクリアしないといけないようです・・・
【 紅包の使い方(応用編)】
3.新婦の部屋の鍵の開錠を依頼する時に使うw
それには「美女8名のキスマークを集めるコト」と記されていました。 新郎君は秘書娘ちゃんのスペースをしっかり残してあります。 落ち着いて周囲を見渡す余裕はあるようですネ・・・
伴郎の従弟君はとばっちりを受けてます。 WeChatで一気に拡散するんだろうな。
無事に部屋に入れましたが過酷(!?)な指令が次々と飛んできます。 本来は新婦の父や親族が大事な娘を嫁がせるにふさわしい男なのかどうか見定めるために試練を与えるイベントなのですが、現在では本来の目的から大きく外れて新郎を虐める(笑)イベントになっているようです。 内容としてはダンスをさせられたり、
午前3時に起床した体にはキツいっ!?
新婦の写真を床に置いて大声で「私の嫁になって下さい!!」と叫びながら腕立伏せをさせられていました。 新郎君は真面目に腕を曲げて腕立て伏せをしていたのですが、追い打ちを掛けるように背中に子供を乗せようとした人がいました・・・ Σ(゚д゚lll)アブナッ !
靴底に百年好合(ばいにゃんはおひー)と書いています。
新郎君「 ゼエゼエ、あ、与えられた指令を全てクリアしたよ。 では行こうか。 」
秘書娘「 私を連れ出したい気持ちはわかるけど靴が無いわよ。 どうするの? 」
新郎君「 ・・・・・ えっ、マジ!? 」
友人達「 隠した場所のヒントが欲しかったら紅包をちょーだい♡ 」 (゚∀゚) ニヤニヤ
新郎君「 うぉーっ!! どこだーっ!? 」
というのも定番のお約束だとか。
何とか靴を探し出してみんなが見ている中で愛の告白をします・・・
周りからは「 キース、キース 」の大合唱が湧きあがります・・・
おでこにチュッ♡ ヽ(*´Д`*)ノ
ちなみに秘書娘ちゃんのお父さんはガッチリした体格をしている体育の先生です、
最後にお父さんとフルマラソンして勝負して♡
とお願いされなくて良かったですネ。 タイトルに涙と書きましたが前回の悲しい涙とは違い今回は笑い涙でしたw あ、フルマラソンをしていたら辛い涙になっていたかも?
さてようやく接亲の本題部分です、
これまではほんの序章、お遊びみたいなモノでしょうネ。 しかし古来から伝わる伝統として重要なのはこの後からです。 朝3時起きの新郎君はとことん体力を消耗して一体どうなるの?いうところで・・・
(後編に続きます)
https://kyoumozangyo.blog.so-net.ne.jp/2018-08-10
六台の婚车を引き連れて秘書娘ちゃんを迎えに来た新郎君ですが、彼の行く手を大きな壁が遮ります。 なんと秘書娘ちゃんの親戚や友人が邪魔をして家の中に入れてもらえません。 みんな秘書娘ちゃんに幸せになってもらいたい気持ちが全く無いのでしょうか? ちなみに現在の時間は朝6時をチョッと回った頃、しかも休日です。日本だと非常識と言われて当然の時間帯なのですが・・・
いいぞ、もっとやれーっ!! (≧∇≦) /
でもホテルの近くで早朝から花火を鳴らすのは止めてほしいw
新郎君 「 仕方ない、文春砲じゃなかった紅包をぶち込んで突破しよう!! 」
従弟君 「 おりゃーっ、みんな大好き紅包だーっ!! 受け取れーっ!! 」
【 紅包の使い方(応用編)】
2.新婦宅に押し入る時に弾幕として使うw
早急に突破しないと騒ぎを聞きつけた近隣住民が「 俺にも紅包をくれ!! 」と殺到するため戦況は更に悪化することがあるそうです。 以前は新郎が到着すると花火を鳴らしたそうですが同様の理由でやらなくなり、新郎新婦が立ち去ってから花火を鳴らすそうです・・・
さて、何とか突破して秘書娘ちゃんの部屋の前に到達したのですが扉が開かないのがお約束。 扉の下から紅包を連続して投入していると、
スルスルっと何やら紙が出てきました。 どうやら秘書娘ちゃんの部屋に入るには『新郎通関カード』に書かれた指令をクリアしないといけないようです・・・
【 紅包の使い方(応用編)】
3.新婦の部屋の鍵の開錠を依頼する時に使うw
それには「美女8名のキスマークを集めるコト」と記されていました。 新郎君は秘書娘ちゃんのスペースをしっかり残してあります。 落ち着いて周囲を見渡す余裕はあるようですネ・・・
伴郎の従弟君はとばっちりを受けてます。 WeChatで一気に拡散するんだろうな。
無事に部屋に入れましたが過酷(!?)な指令が次々と飛んできます。 本来は新婦の父や親族が大事な娘を嫁がせるにふさわしい男なのかどうか見定めるために試練を与えるイベントなのですが、現在では本来の目的から大きく外れて新郎を虐める(笑)イベントになっているようです。 内容としてはダンスをさせられたり、
午前3時に起床した体にはキツいっ!?
新婦の写真を床に置いて大声で「私の嫁になって下さい!!」と叫びながら腕立伏せをさせられていました。 新郎君は真面目に腕を曲げて腕立て伏せをしていたのですが、追い打ちを掛けるように背中に子供を乗せようとした人がいました・・・ Σ(゚д゚lll)アブナッ !
靴底に百年好合(ばいにゃんはおひー)と書いています。
新郎君「 ゼエゼエ、あ、与えられた指令を全てクリアしたよ。 では行こうか。 」
秘書娘「 私を連れ出したい気持ちはわかるけど靴が無いわよ。 どうするの? 」
新郎君「 ・・・・・ えっ、マジ!? 」
友人達「 隠した場所のヒントが欲しかったら紅包をちょーだい♡ 」 (゚∀゚) ニヤニヤ
新郎君「 うぉーっ!! どこだーっ!? 」
というのも定番のお約束だとか。
何とか靴を探し出してみんなが見ている中で愛の告白をします・・・
周りからは「 キース、キース 」の大合唱が湧きあがります・・・
おでこにチュッ♡ ヽ(*´Д`*)ノ
ちなみに秘書娘ちゃんのお父さんはガッチリした体格をしている体育の先生です、
最後にお父さんとフルマラソンして勝負して♡
とお願いされなくて良かったですネ。 タイトルに涙と書きましたが前回の悲しい涙とは違い今回は笑い涙でしたw あ、フルマラソンをしていたら辛い涙になっていたかも?
さてようやく接亲の本題部分です、
これまではほんの序章、お遊びみたいなモノでしょうネ。 しかし古来から伝わる伝統として重要なのはこの後からです。 朝3時起きの新郎君はとことん体力を消耗して一体どうなるの?いうところで・・・
(後編に続きます)
https://kyoumozangyo.blog.so-net.ne.jp/2018-08-10
2018-09-08 01:00
コメント(0)